日本社会にかつてない 事業組織の制度化 LLP制度
耳慣れない制度 またまた 経産省のPR不足かと、、? いやいやそーでもない。
先週 セミナーに行ってきた。
「LLP」制度とは、平成17年6月、「有限責任事業組合契約に関する法律」が制定され、8月より、新たに共同事業のための新しい組織制度が施行されている。
LLP=Limited Liability Partnership=有限責任事業組合 という。
セミナーでは、我らが 田坂広志さん が 基調講演。異業種連合による新産業と新市場の創出 と題した講演では、時代の要請は、もはや、コンソーシアムではなく、その異業種連合による新産業と新市場の創出をより柔軟にそして、迅速に運営できる組織体 といい 評価されていた。 氏いわく、時代は、
縦型から横型へ、シーズ型産業からニーズ型産業へ
IT革命がもたらした 企業中心市場から顧客中心市場へ
大規模総合企業から知識ネットワーク企業へ
産業、市場、企業は進化していく。その進化を促す戦略が異業種連合。だと。
LLP制度とは、その異業種連合を 任意団体 から 「有限責任事業組合」という共同事業体としていく組織制度、ということになる。
検索すると、経産省の法制局第4部長虎の巻的Q&Aメモ (PDF)
くわしくは、こちらを。
いずれにしても、お金という資本だけでない、経験、知識という資本を出資(本)として活用でき、損益や権限を柔軟に配分でき、組織形態も出資者間で決めることができる。という。従来の縛られた会社組織ではなく、思う存分に社会活動ができるというわけ。
この制度、これから、あちらこちらで話題となってくるよーな。経産省の21世紀型社会構造改革の切り札か?
しばらく 注目してみたい。
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