今月の世中観 Vol.14 新聞の一面
トップと書かずに一面としたのには、訳があります‥
朝日新聞一面トップに、「ガリリン値下げ濃厚」。 暫定税率期限切れだって。
なぜ、与野党強調なのか、わかりません。
期限切れは ハナからわかっていたはず。
なのに、ここまで、決められずに(れず でなく)きてしまったの?
延長したいなら、ゴリおしすればよかったのに。
だって、延長する 意味 があるんじゃないの?
と、いう 論評は おいておいて、
凡人が 一面 トップ と書かなかったのは、このニュースではなくって、
「利根川の決壊時 最悪6300人死亡」 に目を奪われたから。
最初に目がいったのは やはり トップ記事でしたが、
記事を最初に読んだのは、トップ記事ではなかったのです。
中央防災会議 とやらが、利根川が決壊した場合の想定をまとめたそーな。
モデルにしたのは、1947年のカスリーン台風 なんだって。
50年も前の災害です。
昨今の気象被害を考えると、大規模化しているので、ひょっとして、10000人を超える 大惨事になってしまうかもしれない のでは。
内閣府HP の こちら にも掲載されています。
今後、大規模水害発生時のライフラインの支障、経済被害等の
想定を実施し、被害軽減を図るため広域避難体制、孤立者の
救助体制等の検討を行い、大規模水害対策をとりまとめる予定。
と、締めくくっています。
それにしても、こーいう情報は メディアが記事にしてくれないと、
知らないってのは、幸せだよねー、
の世界になっちゃう。
中央防災会議 なんて、会議があったのも 実は知らなかった。
内閣府HPには、それはそれは いろんな会議が出てる。
ここにでているよーなことは、もっと、PRしたほーがいーんじゃないでしょうか。
マスコミも、一面 トップには、凡人受けする記事 を乗せるわけだから、
「ガリリン値下げ濃厚」となったわけでしょーけど、
凡人には、意外に 受けない かもしれません、よ。
スクープならともかく、。
あっちでも、こっちでも とりあげているよーな ことばかりでなく、
独自性を もっと出して、ほしーなぁー、と。
藤沢久美さんのブログでも、「国益」についてコメントされています。
ここ数年来の法律の改正や
政治の世界でのやり取りを見ていると
「国益」という視点は、
どこに行ってしまったんだろう・・
「木を見て森を見ず」
いま
そんな世の中にあるような気がする。
あれ、「木を見て森を見ず」って、つい最近 誰かがどこかで言っていたーな‥
(物忘れ‥)
扇動 という言葉は あまりいー意味では使いませんが、
ある意味、いー環境へ、思考へ 扇動していく、というのは、ありえることで、
そーいう言う意味では、一面 トップは 注目度からして大事かな、と。
なんて、かなり、の 月末になってしまった、今月の世の中観 でした。
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