これからの日本 と 貧困
Poverty 貧困といえば、否応もなく、おなか一杯に食べることができない生活環境を想像するけど…
Blog Action Day 2008 に参加します。
貧困には、
大切なものが欠けていること という意味がある。
日常会話での、poor は、貧弱 を意味している。
カタチばかりにとらわれていて、「芯(真)」が ない ことも指している。
味がない、味気ない という意味で使うときもある。
発想が貧困なんだよ、ね。
オリジナリティ とか 遊び とか が足りない時に 使ったりする。
ってことからすると、 余裕がない っていう意味なのかもしれない。
けれど、貧困 の 余裕のなさは すごく切実な 響きがある。
今の日本に、そんなせっぱ詰まった余裕のなさ は あるのだろうか。
余裕のなさ は 自覚されているのだろうか。
しばらく 改革 というワードがもてはやされた。
でも、「痛み」を伴う 改革 は、願い下げ だった。
適度に 改革 して、 お茶をにごしてしまったがために、今そのツケがきているように、思う。今の日本は、ほんとは、そんな 余裕 はないばす、なのに。そういう意味では、すごくほんとは、精神が貧困なのだと 思う。 なのに、ほんとは、気づいているのに、真正面から 改革していこーと、しない。これでは、今の 生活を いや 「気持ち」も含めた生活の向上は 望めないだろう。
と、そんな 講演会を タイミングよく 聴くことができた。
慶應義塾大学教授 グローバルセキュリティ研究所所長
竹中平蔵氏の経済講演会
東京會舘に行ってきました。
サブブライム問題が信用不安を生み、リーマンブラザースが経営破たん。巨額の公的資金投入が行われ、主要国では金融政策が打ち出された。
そんな最中 なので、 時の人の講演に、会場は超満員。
デジタル技術がもたらした、グローバル化、フラット化の中で 「付加価値を高めていく努力、改革をしていなかければ、今までの生活水準は保てない」と。
そのために3つのアジェンダが示された。
1.羽田空港の国際空港化
2.法人税率の引き下げ
3.東大の民営化
どれも、頷けるものだった。
国際的な物流のアジアでの「ハブ」は、日本ではなく、今やシンガポール、韓国に移りつつあるという話は聞いたことがあるし、
人口減少傾向にある国は、交流人口を増やさねばならいという話も、「観光立国」に向けた政策の打ち出しで合点がいく。
法人税については、さすがに経済学者だけあって、わかりやすい。
日本企業は、税率の高い日本でなく、海外へ出て行ける。逆に海外からは入ってこない。もともと法人課税の根拠は、株主が払うべきもので、所得税の前取り。だったら、法人税を下げて、企業にしっかり、国内でビジネスをしてもらって、税金は、所得税をとれるところからきちんととればいい。
世界の大学ランキングは新聞にも載っていた。東大は、19位。それをトップ5に入れるためには、民営化して、文科省の縛りから解き放ち、研究プロジェクトに競争原理を取り入れて、資金を提供するシステムをつくり、技術開発力を高めていく。世界トップ10に国立大はない。
果たしてこのアジェンダは、実現するだろうか。少なくとも 日本が「貧困」へ向かう歯止めは、かけなければない。
19世紀末のアメリカ。
マイニング ザ マイナーズ。金鉱を掘り当てようとするのではなく、掘り当てた人を掘り当てろ。という言葉。
確かに、自ら儲け口を探すのは大変だが、儲けている人が求めていることを探るのは比較的カンタンにできそうだ。ただ儲けている人は、そうカンタンには説得できないだろう。けれど、独自のノウハウ、アイデアがあれば、受け入れられるかも、しれない。
貧困を抜け出す 貧困に向かわない ひとつの ヒント かもしれない。
講演の最後は、
個人の独立なくして、一国の独立は ない。という福沢諭吉先生の「学問のすすめ」を引用された。
社会が悪い、会社が悪い、上司が悪い、クライアントが悪い
って、ひとのせい に ばかり していたら、
「貧困」へ ひた走って いっちゃうよ、ね。
ほんのちょっと 立ち位置を変えて、考えて 提案して、実行することを ひとひとりがやっていく。自分にできることを 自分がちゃんと やる。
生活に余裕をもたらすためには、これしか ないの かも。
(経済的な余裕だけじゃなくて、気持ち 心 の 余裕も含めて)
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