未来の食卓
子供たちは、私たちを告発するでしょう。
と、いう なんとも 衝撃的な タイトル です。
というのは、
「自分で食事の内容を選択できない子供たち」に対して、大人は、きちんと責任を果たしていますか。
という、問いかけ。
もし、果たしていないのなら、と 言うことなのです。
そうならないための「食」と「環境」を、もう一度考え直しましょう。という提案 です。
フランスのジャンポールジョーという監督によるドキュメンタリー映画を観てきました。
加工食品の添加物。わかってはいても、
「適正量だろう」
「微量だから」
と、つい、見逃して、目をつぶって いるのが 実態。
農作業に使われる、殺虫剤や除草剤は、農業従事者のカラダを蝕んでいるという。
子供たちの体力が大人よりも劣っているといった、2004年の「パリアピール」。
そんな中、フランスの「バルジャック村」では、2006年から学校の給食にオーガニックを導入した。
農薬や化学物質に頼らない土地で生産する農法。
コストはかかる。けれど、村長は、
「人の命と健康の代償はいくらか?そんなことは心配無用、自分の良心で決める」と、決断する。
有機(=オーガニック)農法を取り入れている農家の人は、
農薬を使えば土が作物を育てるチカラを失っていく。だから、無視に弱い作物はとなってしまう。そして、農薬をまた使うことになる。
土が強ければ、作物も強くなる、虫に負けない作物が育つ。と。
学校では、子供たちが、校庭菜園をしている。
自分たちがつくった、作物を収穫するときの子供たちの 笑顔。
たまらなく、かわいかった、です。
環境によいこと = カラダにも よいこと
ということが、よーく わかります。
「未来の食卓」。
観る人によっては、
もー、オーガニックしかない、と思うかも知れません。
食は、日常のことなだけに、それほどショッキングだし、
考えさせられます。
自然 が 一番 な わけがよくわかります。
「不都合な真実」とは違った角度から、身近に 環境保全 を考えさせられたフィルムでした。
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