低炭素社会がめざすもの
とおっしゃったのは、水産庁のお方。
自分の記事を検索してみたら、やはり、一年前に、行っていたよーです。
そのときの、テーマは、
「農林水産物自給力の向上を目指して」というものでした。
きょうのテーマは、「低炭素型農林水産業の展望」
昨年と同様、財団法人農学会主催、東大農学部にある、弥生講堂一条ホールでのシンポジウム。
農・林・水産業の関連の先生方のお話。
記憶が正しければ、
昨年と、ほとんど、同じ内容のお話でした。
あるいは、「どこかで、聴いたことのある」お話、でした。
な~んだ、つまんないっ。
たいしたシンポジウムじゃないんじゃん、
ってことでは、ないのです。
昨年も、気づきを促してくれた、このシンポジウム。
実はなんと!、今年も、気づいてしまいました。
この手の話の内容が変わらない、と言うことがなぜなのか。
特に、「低炭素」問題ってのは、1年やそこらで、変化が生じる問題じゃないってことに。
そして、この手の話は、「数字」が公表されるのに、時間がかかるってことにも。
だから、話に変化がないってことに。
ならば、シンポジウムとして、低炭素社会をめざす、にはなにが必要か
という、提言、めさし方のコンセプト、しかも、シンプル、かつ、大胆なコンセプトってのがあってもいーんじゃないかってことに。
もうひとつ。
どのように目指すのか、という話については、「現状の生活レベルを変えずに」ってことが前提になっている、ということのよーですが、
ってことは、
「マグロ食べ控えなくても、いーわけ?」
「トマトって、旬だけじゃなくて、年中食べていーわけ?」
えっとー、マグロをとーくまで捕りに行く、
トマトを年中食べられるよーにする、
ってのは、それだけ、CO2をおーく、排出してるってことなわけなので、
そーいう、疑問がわいてくるわけです。
でも、ほんとうは、、「現状の生活レベルを変えずに」ってのは、
たぶん、うそ、で、
どこかに、ガマンがあるのは、明らか。
やっぱり、めざし方のコンセプトがほしい、なぁ。
そこで、凡人が考える提言とは、
笑っちゃう、かもしれませんが、。
たとえば、
「現状の生活レベルをもっと、よくする」ことを前提に、低炭素社会をめざしたら、どーなんだろー。
よくする、ってのは、抽象的なので、ロハスが「もっとよくする」ことっていう人も中にはいるかもしれないけれど、・・・
でも、ロハスはともかく、「変えずに」ではなく、「よくする」、提言がほしいかなぁ、。
だとしたら、みんなが「低炭素社会」を望めるよね。
農水産業という、食の一次産業なわけだから、
農水産業を通じて「低炭素社会」に貢献すると、結果的に、
「安全で、おいしくて、安く」なる、で、「現状の生活レベルをもっと、よくなる」んだったら、それに越したことはない、
そんなこと、できないこと、ないっ。
今日の先生方のお話を聞いていて、そんな風な気づきをいただき、
とても、クチを塞いでいられなくなり、つい書いてしまいました。
そー思いませんか。
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